ミコノ奨学金事業
奨学金事業案内

学校に行きたい!
彼女達には限られた可能性しかありません。

成績が優秀なのに貧しいために学校へ行けない。勉強したくても勉強が続けられない…
そういう生徒たちがたくさんいます。
ミコノインターナショナルでは基本的に、貧しく、成績が優秀な女子学生を対象とし、
里親制度
という形で高校や大学および専門学校の奨学金支援を行っています。



なぜ女子だけなのか…
この地域ではイスラム社会が根付いているため、男子優先で未だに女子はしいたげられた立場にあります。特に貧しい家庭においては「女子に学問は必要が無い」という考えが多く(水汲みや薪拾い家畜の遊牧などは主に女性がしている)就学率が低い一因となっています。
数年前より、小学校は無料となりました。しかし、更に進学し、学歴や資格があれば彼女たちの道は開け、自立していくことが出来るのです。そしてゆくゆくは、地域の担い手になってくれる人材を育てることを目標としています。

ミコノではそういう女子を一人でも多く応援したいとの思いから、この事業を始めました。


里親制度とは…
学費が払えない生徒に対し、高校卒業(もしくはその後の大学および専門学校卒業)までの間、学費を援助して下さる方、もしくはグループを里親として登録させていただいております。
里親になっていただいた方には奨学金生からの手紙や成績表など、各学期ごとにお送りいたします。また、里親様からのお手紙も大歓迎です。日本語で書いていただきましたら、英語に翻訳し本人達にお渡しいたします。できるだけ、心と心の触れ合いをしていただけるよう、ボランティアスタッフも努力致します。

現在の奨学金情報

生徒数に関して…
2007年度ミコノ奨学金生は、高校生が16名と専門学校及び大学生合わせて6名。
計22名がいます。

支援金に関して…
支援金は学校により異なりますが、高校生で年間
3〜7万円、カレッジ及び大学になると
5〜12万円となっています。

志願者に関して…
各学期が始まる頃、ミコノには数多くの生徒がアプリケーションレター(援助希望の願書)を
持ってきます。そのほとんどの生徒たちは家庭に何らかの問題を抱えています。
里親になってくださる方がいた場合、予めミコノで面談をし選抜をした生徒達の資料を元に、
生徒が持って来たレターや家庭状況、支援金額などを
里親になってくださる方に連絡し
決めていきます。


卒業生の今
奨学金生事業方針
奨学金生事業方針
しかし、現在は残念ながら里親になってくださる方はそう多くはありません。
多くの生徒達は、手立てのないまま学校に入学できずにいます。.
現在里親募集中です。里親になってくださる方は、是非こちらまでご連絡下さい!
里親になってくださる方 是非ご連絡ください

メール

けれど
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    ミコノが奨学金事業を始めたきっかけ



 
1988年、ガリッサで小学校建設に携わっていたミコノの会の日本人スタッフが休憩時間にいつも遊びに来る小学生とよく話をしていました。最初はたわいもない話で「勉強は好きか?」「親は元気か?」「兄弟はいるのか?」などなど。その子の名前は、イスマイル アラレという名前で学校ではずば抜けて優秀、父親は他界し、母親は数頭のヤギを世話しながらどうにか生活していました。

 ある日、イスマイルが「シフタ(武装盗賊弾)に姉夫婦のキヨスクが襲われた。姉夫婦も殺された。」と泣きながら訴えました。そのころ頻繁に川向こうのオルマという部族がこの村に襲ってきていたのは知っていましたが、こんなに身近に感じることはありませんでした。

 ソマリ族のなかでも沢山の氏族に分かれていて氏族どおし、あまり仲良くありませんでした。イスマイルは、姉夫婦にずいぶん可愛がってもらっていたようで学費や文具も姉夫婦がめんどうみていたようでした。それだけに彼の悲しみは深く、大好きな勉強も続けられるかどうか分からないと言うのでした。

 イスマイルは人懐っこい性格であったため、日本人スタッフの誰とも親しくしていました。それで、スタッフで話し合って、彼の学費を支援しようということになりました。

 最初は一人の支援から始まったのだが、どうやって聞きつけたのか校長から頼まれたり親が尋ねてきたりと支援者が一人、一人と増えてくるとともに郵政省のボランティア貯金からも援助金がもらえることになりどんどん事業拡大する。

 が、しかし落とし穴もあった。郵政省からの支援は、毎年減らされ継続援助が難しくなっていったのである。急遽、里親を探しに精を出さなければならず、増えすぎた奨学生を減らす努力もしなければならなかった。